電力システム製作所 電力ICTセンター

ソリューション紹介

BUSINESS

スマートメーターシステム (AMI*)*Advanced Metering Infrastructure

データ収集率99.9%超の高品質を実現
大規模IoT基盤を活用した様々なサービスへの応用 オンプレミス・クラウドのどちらにも対応可能なシステム

2014年より電力使用量の可視化や検針の自動化を目的に、各電力会社に導入されている、スマートメーター(通信機能付き電力量計)。
三菱電機は、2007年からスマートメーターに最適な通信技術である「無線マルチホップ方式」の開発を開始し、各種通信方式を効率的に活用することで電力値収集率99.9%以上という高いデータ収集を実現しました。これまでの高い技術力及び豊富な納入実績が認められ、2018年、日刊工業新聞社が主催する「第47回日本産業技術大賞 文部科学大臣賞受賞」に選ばれました。
2023年末時点で、国内・海外のスマートメーター及び通信に関する国際標準仕様に合わせた製品開発を進め、HES、MDMSと累計2,500万台以上のスマートメーター通信端末を出荷しており、お客様の効率的で柔軟な電力管理の実現に貢献しています。

三菱電機は、計器からヘッドエンドシステム、メータデータ管理システムまで一括してトータルシステムを提供できる日本唯一のメーカーであり、これからもエネルギーの効率的な利用、電力供給の最適化、お客様の経営合理化、業務改革、新たなサービスビジネス創出に貢献していきます。

BLEnDer® パッケージ

パッケージ/製品

機能

概要

AH

Advanced Head-End

通信管理

次世代の様々な通信方式に対応したスマートメーターの管理・制御を行う。

AM

Advanced Meter Data Management

メーターデータ管理

次世代計量データの収集管理・分析により、
スマートメーターを活用した配電ネットワークの高度運用を実現する。

MESH

MESH

無線メッシュ通信

スマートメーターの無線マルチホップ通信を実現する。

ICE

Intelligent Communication Edge

センサーネットワーク向け無線端末

ガス・水道との共同検針や各種センサーの遠隔監視・制御を行う。

システムの機能/特徴

1. 高いデータ収集率

30分値の電力データ収集率99.9%以上

2. 最適な通信方式の選択

当社置局設計ツールでの最も経済性の高い通信方式の選択

3. 国際標準化への適応

システムの通信プロトコル(IEC61968)対応

4. 将来拡張性

マルチベンダなど今後新たな通信方式にも対応可能なヘッドエンドシステムの保有

TOPICS

スマートメーターの利活用による新規サービスの創出

これまでスマートメーターで構築したインフラ基盤を活用することで、新たな通信網を設置することなく、広範囲でのデータ収集が可能となります。従来用途の電力量管理だけではなく、ガスや水道の自動検針、自動販売機の在庫管理、石油ストーブの灯油残量の自動検知、橋梁などにセンサーを接続し、様々なデータの収集に役立てるべく、三菱電機は他分野への適用に向けた開発を進めています。

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