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「視覚」「聴覚」「体感」、どれが自分に合うかを判断 明確な目標設定が「ゾーン」を誘う「視覚」「聴覚」「体感」、どれが自分に合うかを判断 明確な目標設定が「ゾーン」を誘う

 効率的に学ぶためには、強い精神力を持つこと、すなわちメンタルを常に良い状態に維持することが望ましい。気持ちが下がっているときや焦りや不安などがあるときに無理矢理学ぼうとするよりも、健全な気持ちで学びにいそしむ方が、はるかに吸収できるのはいうまでもない。
 全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)のA級ティーチングプロの資格を持つ小山佳恵氏は、今では多くのプロゴルファーが取り入れているメンタルトレーニングを、いち早く指導に取り入れた先駆けだ。日本ではなく夫の赴任で付いて行った米国において資格を取得するという、自らも過酷な状況を乗り切れたからこそ、メンタルが重要であることを強く説く。ジュニアからプロゴルファーまで、多くの世代にゴルフを指導する小山氏に、効率的に学ぶためのメンタルの整え方などについて聞いた。

小山佳恵さんの写真

全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)A級ティーチングプロ

小山 佳恵(こやま よしえ)

2000年〜2011年にアメリカ在住。2008年にUSLPGAのA級ティーチングプロの資格を取得し、シリコンバレーサンノゼにあるゴルフコースにおいて朝から晩まで予約が埋まる人気インストラクターに。日本帰国後は、ゴルフメンタルコーチの先駆けとして、笠りつ子プロや藤本麻子プロ等、多くのプロやトップアマを指導。2016〜2017年USLPGA国際部門ジュニアリーダーオブザイヤー受賞。USLPGA-USGA Girls Golf of Japanのゼネラルディレクターに就任。2018年USLPGA国際部門ティーチャーオブザイヤー受賞。2020年米ゴルフダイジェスト社が選ぶ世界のベストティーチャーズに選出。

自身の学びのきっかけはコンペでのビリ体験

――小山さんは全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)でA級ティーチングプロになり、2020年には米ゴルフダイジェスト社が選ぶ世界のベストティーチャーズに選出されています。ゴルフに関して効率的に学ばれ、そして効率的に学べるように指導されているのかと想像しますが、まずはゴルフを学んだきっかけから教えてください。

小山 佳恵さんインタビュー中の写真

 私は夫の転勤で2000年から3歳と5歳の子供を連れてアメリカのサンディエゴに住むことになりました。ビザの関係で私は働くことができなかったので、家庭を守る側に回りました。そうして3年が過ぎたある日のこと、夫が「今日は子供たちの面倒を僕が見るから、気晴らしにこれに行ってきたら」と、あるゴルフコンペに参加するように勧めてくれたのです。参加者は、現地の有名なお寿司屋さんのお寿司が食べ放題で、しかもティファニーの小物入れをお土産にもらえるというのに惹かれて、参加を決めたのです。

 でもゴルフに関してはクラブを握ったことがあるという程度。参加する前に打ちっぱなしに行き、7番アイアンを練習したら何とか当たったので、「これでもう大丈夫!」と意気揚々と当日を迎えたわけです。ただ、皆さん想像されるように、7番アイアンが当たるだけではゴルフになりません。案の定、スコアを正確に数えられないホールもあるなど、ダントツのビリで終わった。これが私のゴルフ歴のスタートでした。

――散々の結果だったにもかかわらずゴルフを学ぼうと思われたのはなぜなのでしょう。

 私は高校までバスケットボールをしていて、大学は体育大学に進学。そこでは陸上競技を行っていました。運動に関しては人に迷惑をかけたことがなかったのです。ゴルフについては、「お年寄りのスポーツ」くらいに思っていたし、「止まったボールを打って何が楽しいのか」程度の認識でした。完全にナメていたわけです。

 ところが実際にプレーしてみたら、誰にも勝てずにビリ。一緒にラウンドした年輩のご夫婦が見かねて、「ギブアップしてもいいのよ」と声をかけてくださったほどです。その言葉を聞いて、「ああ、これは私、ものすごく迷惑をかけているんだ」と気付いたのです。そこで、コンペの賞品でいただいたゴルフのレッスン券を握りしめて、すぐにレッスンを受けに行きました。ラウンドをしたときに、迷惑をかけない程度になれればいいと思って。

明確な目標設定で素人からA級ティーチングプロに

 アメリカって何を学ぶにしても、最初に必ず目標設定をさせられます。そして、この目標設定は「学び」のうえではとても重要なのはいうまでもありません。学ぶうえでの強い動機になるのですから。

 「あなたはこのレッスンを受けることで、どうなりたいの」とコーチがゴールを決めろというのに対し「同行者に迷惑をかけない程度になれればいいです」と答えてスタートしました。そして6枚綴りのレッスン券の3枚目の時点でコーチが「もうあなたは迷惑をかけませんよ」というのです。ただ、ボールがちゃんと当たるようになったというレベルになったのではなく、迷惑をかけないためにはゴルフ場のどこに立ちなさいとか、ルールはこうだよとか、そういう要領を教えてくれただけ。これらを押さえておけば一緒に回った人に不快に思われることはないというレベルにはなった、というわけです。

 ただ、ごくごくたまになのですが、ちゃんと当たると5番アイアンで150ヤード飛んだりする。するとコーチが「えっ」という顔をするわけです。その表情を見て私は、「あれ、これはちょっと頑張ったらイケるってこと」と図に乗ってしまった。なんと「頑張ったら私も先生のようなコーチになれますか?」と聞いたのです。それを聞いたコーチは「なれます、あなただったら」と言ってくださったのです。

 そのコーチの言葉がばーっと心の中に入ってきて、プロのコーチができるっていうのだから、自分はできると思ったのです。この時点で学ぶための目標が明確なものになりました。コーチに何をすればいいのか尋ねたところ、「まず奥様方とのランチを止める。毎日350〜500球打つ。ハーフで良いから毎日ラウンドする。週2回レッスンを受ける。これが全部できたら、あなたを2年でプロにします。できますか?」といわれました。当時私は35歳になっていたのですが、「分かりました」と返事をし、すぐに友達に電話で「私はもうランチに行かない」と宣言しました。

――ご家族はビックリされたのではないですか。

 帰宅して夫に「2年でプロになれるって」と話したら笑われました。そして、計算し始めたのです。「子供を見てくれているから、レッスン代は僕が払う。でも、サンディエゴでラウンドするには平日でもハーフで50~60ドル、練習場のボール代は100球で12ドル。僕としてはそのお金は、子供にかけたいのだけれども、どう思う」と。まったく夫のいう通りだと思いました。

小山 佳恵さんインタビュー中の写真
ジュニアからプロゴルファーまで、様々な世代を指導する。

 次のレッスンでコーチには「私はやる気も、自信も、体力もあるのだけれど、お金がないし、私のビザでは働けない」といいました。すると「アメリカはネゴシエイトができる社会。ボランティアで働く手もある」とアドバイスされ、「それだ」と思ったのです。クルッとコーチに背中を向けて、ゴルフ場のマネジャールームのドアをダンダン叩きました。「プロになる情熱はあるけれどもお金がない。毎日グリーンのボールマークを全部直して、100ヤード以内のディポットを全部目土する。これを無給でやるから、ラウンドしてボールを打たせてください」と頼んだら、OKが出たのです。その後、夫がシリコンバレーに転勤になって、コーチから離れたこともあって、プロテストの実技に合格するまでは4年かかりました。すべてはコーチにのせられたことから始まり、そして明確な目標設定をできたことが学びを成功につなげられた要因だと考えています。

学びのスタイル「VAK」の見分け方

――実技に合格したらすぐに教えることができるのでしょうか。

 いえ、そこからティーチング理論を学ぶことになります。まず4日間のセミナーがありました。

 セミナーではアドレスの構え方やグリップの握り方などの技術的な側面の教え方を習うと思っていたのですが、まったく違いました。初日に学んだのは、「己を知れ」ということ。教える相手を知るということにもつながるのですが、自分はどういう人で、さらには教える相手はどういう人なのかという分析の方法を学んだのです。例えば相手が理論を頭の中で組み立ててからでないと動きたくないという左脳派か、難しいことを言われるとシャッターを下ろして聞く耳を持たなくなってしまう右脳派かで、アプローチの方法を変えなさいということを学びます。

――生徒1人ひとりに合った教え方を考えなくてはいけないというわけですね。

 そして次に教えられるのが、学びのスタイルの見分け方です。頭文字をとって「VAKタイプ診断」と呼びますが、物事を「Visual」=目で捉えるタイプ、「Auditory」=耳で捉えるタイプ、「Kinetic」=体で捉えるタイプ、の三つに大きく人は分類できます。目で見て覚えるのが得意な「V」タイプの人に、言い聞かせて教えても効果は上がらない。実際にデモを見せたり、映像を見せたりすることが効果的です。同様に「A」タイプの人は音やテンポを大切にすることでナイスショットが生まれたりするし、「K」タイプの人はショットした時のヒット感や振り抜いたときの感覚が上達につながる傾向がある。

 セミナーにおいては、自分がVAKのどのタイプかを知り、次に教える相手がVAKのどれなのかを見極めてアプローチの方法を変えなさいということを学びます。グリップの握り方などの教え方を学ぶのは、セミナーの最終日です。このようなメンタルに関することをティーチング理論で重視していることに、衝撃を受けました。

――VAKのタイプを知ることは、仕事をはじめ様々な「学び」に応用できそうですが、自分がVAKのどれで学ぶべきかを判断する方法はあるのでしょうか。

 たくさんあるのですが、一端をご紹介しましょう。「海」と聞いて、あなたが想像するものは次のどれでしょう。(1)「青い空、青い海、白い砂」、(2)「波の音」、(3)「水に入ったり、砂浜を歩いたりするときの感触」。

 次に「駅」だったらどれでしょう。(1)「線路、ホーム、電車」、(2)「汽笛の音、レールのつなぎ目を通過するときのガタンゴトンという音」、(3)「電車に揺られている感覚」。こういう質問を重ねていって、選んだものに(1)が多ければVの視覚派、(2)が多ければAの聴覚派、(3)が多ければKの感覚派だと判断します。

 話をしている時の様子や声の高さでVAKを判断することもあります。Vは肺呼吸の人が多く、Aは肺と腹式と半々ぐらいで呼吸をする人が多く、Kは腹式呼吸が多いのです。声の高低だったら、高い方はVが多い傾向にあります。着ているもの、身に着けているものでも診断できます。色の派手なものを着る方ならV、素材にこだわっている方ならA、着やすさや動きやすさ重視の方ならKが多いです。

セミナーで学んだメンタルの重要性を子育てに応用

――何かを学ぶにあたって、Vの人なら見て覚える、Aならば聞いて覚えるのが有効というのは分かります。ただ、感覚派のKの人は具体的にはどうすることで効率的に学べるのでしょう。

 動きです。例えば書くという行為ですね。Kの人たちは、筆圧を感じることで学びが自分に取り込みやすくなります。Kの人にとっては、とにかく動きながら勉強するのが効果的なのです。ガムを噛むという行動も、1つの例です。子供の場合、ガムを噛みながら勉強したりスポーツをしたりすると、お行儀が悪いとなりそうですが、行動を観察してVAKで診断すれば、この子は感覚派だからガムを噛んでいるんだということが見えてきます。

 実はセミナーで学んだVAKを、私は子育てにも応用しました。おもちゃや脱いだ洋服を散らかしっぱなしで、毎日はおろか、1日のうちに何度言い聞かせても、全然片付けない。ただ、VAKを知って、ハッと気付いたのです。うちの子供は、聞いて学ぶより見て学ぶのかなと。要するにAではなくて、Vだったのです。

 そこで今までは「片付けなさい」と言っていた声かけを、「次は片付けようね」に変えたうえで、「片付けはこうするんだよ」と私が実際にして見せたのです。おもちゃはおもちゃ箱の中にこう入れる、畳んだ洋服はこの中、下着はここ、シャツはここに入れると、すべてをお手本として見せるようにしました。するとできるようになっていったのです。VAKを学ぶことで、子供のタイプを把握しないで教えていたのが間違っていたのだという気付きがありました。

「Good」と「Better」と「How」を応用する

――USLPGAのA級ティーチングプロの資格を取得する中で、VAKタイプ診断以外にも、メンタルの面で何か学んだことはありますか。

 セミナーの内容にはいくつかレベルがあって、それぞれのレベルにおいてメンタルの部分は学びますが、概要しか教えてくれません。ただ、さらに学びたいのであれば推奨するスクールなどの情報を提供してくれるので、私は自分でスクールに通ってメンタルの学びを深めていきました。その中でも私の基礎になっているのは、「VISION54」における教えです。「VISION54」は、USLPGAツアー通算72勝で1990年代から2000年代の女子プロゴルフ界を席巻したアニカ・ソレンスタムさんや宮里藍さんが師事したリン・マリオット、ピア・ニールソン両氏が考案したプログラムの名前であり、スクール名でもあります。

 54というのは、パー72の18ホールをすべてバーディーで上がった時のスコアを意味します。これを「できる」と本気で信じて目指すというもの。そして、それを実現するためにはメンタルが極めて重要で、究極的には「どの状況に対しても、自分がハッピーでいられるようにする」という考え方がベースにあります。そのためには、正しい選択が必要になる。どちらを選べば自分が成長できるのか、どちらが自分をハッピーに導くのかという問いかけを常にやっていく、そして正しい選択をするためのメンタルの整え方を学んでいきます。

――どのような手法で正しい選択の仕方を学んでいくのでしょうか。

 私が常々、「これを習慣化するとゴルフだけでなく日常生活にも大きな変化が起きるよ」と生徒たちに伝えているのは「Good」「Better」「How」の考え方です。これは「VISION54」の教えを構成する重要なパートの一つです。

 例えば、ドライバーですごく飛距離が出て、次はフェアウェーのいいところから打てて、パターは1回で終わるというのがゴルフの理想です。でも実際には人生と同じで、18ホールの中で様々な失敗や困難にぶち当たるのがゴルフ。だからゴルファーの多くは、ミスショット等その日のラウンドで上手くいかなかったことを考えて反省しがちです。一方で私はまず、その日の「Good」、上手くできたこと、良かったこと、楽しかったことを探してくださいといいます。それは「18番のティーショットだけは曲がらなかった」でももちろんいいですし、「同伴者の方は楽しい人だったな」でもいいのです。

 次に、「こうだったらもっと良かったな」という「Better」を探します。「あそこで右のバンカーに入れなければもっと良かったな」という実際のプレーのことばかりではなく、「もう少し早くコースに到着していれば、もっと余裕を持ってプレーできたのに」といったことでも構いません。この際、「バンカーに入れるべきではなかった」などの「べきではない」といったネガティブな言葉を使うのではなく、軽い感じで考えてみることが肝要です。「悪かったこと」ではなく、「良くなる望みのあること」を考えてみてください。

 そして最後に、先に挙げた「Better」に呼応する「How」を考えます。バンカーのケースなら、「アライメントを修正して、しっかりと左を向いて打つ」、コース到着のケースなら「当日早く出発できるように、前日の準備もしっかりと行う」と、解決に向けた具体的な対策を考えます。

 大事なのは、必ず「Good」「Better」「How」の順序を崩さないこと。まず良かったことを考えて自己を肯定する、次に「さらに良くなる望みのあること」を挙げ、そして最後に解決策を考える。あくまでポジティブに捉えることで、心が落ち着き物事に冷静に対峙できるようになります。これを習慣化することが重要で、何か学んで成長につなげる際にもいい効果をもたらすようになります。

過酷が乗り切れるのはその先のハッピー

――小山さんは、単純に技術を引き上げるだけではダメで、メンタルを伴ってこそ成績が付いてくると、ゴルフを学ぶうえでもメンタルの重要性に早くから気づいていました。

小山 佳恵さんインタビュー中の写真

 アスリートが最高のパフォーマンスを発揮するために欠かせないのは「ゾーン」に入ることです。ただ、脳がガチャガチャの状態ではゾーンに入れません。良いことも悪いことも忘れて、脳をいったんニュートラルな状態に戻すことが必要で、そのためにはメンタルが重要になります。

 ゴルフを例に挙げれば、例えば前のホールでホールインワンを達成したとすれば、気持ちがあがるのは当然でしょう。でもそれは既に過去の話。次のホールは風向きも、芝の状態も、コース設定も全部違うわけで、前のホールと同じことをしても通用しません。毎回新しいシチュエーションに対応する必要がある。前のホールで悪い結果が出たら、その気分を引きずらないでリセットするのはもちろんですが、最高の結果だったとしても、高揚した気分を持ち込まずに冷静に戻り、目の前の状況をきちんと分析して、その時点でのゴールや目標を設定し、ニュートラルな状態に戻る。そうすることが、またゾーンに入ることにつながりナイスショットを生み出します。

――ビジネスパーソンや学生でも、仕事や勉強がのってきた、というのを感じるときはあって、それは自分では気付かずにゾーンに入っているということかと思います。そのようなゾーンに入るには、どうしたらいいのでしょうか。

 例えば学生なら、「何で受験をするのか」ということを改めて考えたらいいと思います。例えば私の場合、家庭の事情で日本でのキャリアを捨てざるを得なかった。このまま日本に帰っても何もできない。英会話の先生はできる可能性があったけど、先生になっている姿を想像しても、あまりワクワクしなかった。ところがそこで「プロになれる」と言ってくれる先生と出会った。その言葉を聞いた瞬間、プロになって日本に帰って、皆さんと楽しくラウンドしたり、レッスンしたり、イベントをしたりといった、帰国後の自分の姿とライフのイメージを頭の中に描くことができ、本当にワクワクした。明確な目標、明確なゴールのイメージがあったから、練習の過程や勉強の過程で集中することができゾーンに入ることもできました。そのような強い思いがあったからこそ、なんとか乗り切れたのだと思います。

――学びの先にはどんなゴールが待っていて、どんな世界があるんだということを、明確にできるほどいいということですね。

小山 佳恵さんインタビュー中の写真

 それがなければただ辛いだけだと思います。勉強や学びって、決して楽しいことではありませんから。何のために学び、勉強するのかを明確にし、さらに学んだ先にハッピーなものを思い浮かべることができれば、過程がいかに過酷でも頑張れるはずです。

 プロゴルファーになりたいという子供たちにも同様に接しています。本人にその気はないのに、親に期待されているからゴルフを習っているという子は大勢います。ただ入り口は親の勧めであっても、その子供たちに自分がプロになった時の姿を想像してもらいます。世界中の大会に行けて、世界中の人たちと交流できて、人気も出て、お金も稼げて、と話すことで、プロゴルファーになってハッピーになりたいと目標を持てる子もいる。その目標をかなえるためには、この辛い練習は必要だし、辛くても自分の決めたことだからと納得して乗り越えていけるようになっていくのです。

(写真:清水盟貴)

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