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海水の水柱がアンテナに大変身。
海水があればどこでも電波の送受信が可能に。
技術概要
コンパクトな装置で運びやすく、設置も簡単
- 本技術ではアンテナを構成する装置はポンプと給電構造のみ。
- 装置自体もコンパクトなので、通常のアンテナ設置に必要となる大きなスペースや工事なくして、海水さえあればどこにでもアンテナを設置可能です。
金属製アンテナに匹敵する高いアンテナ性能
- 新たに開発した絶縁ノズルにより、海中への電流の流れを断ち切り、水柱に効率的に電流を流すことに成功しました。
- 携帯端末などの小形アンテナのアンテナ効率が30～80%であるのに対し、「シーエアリアル®」のアンテナ効率は70%と、金属製アンテナに匹敵する高いアンテナ性能を実現しました。
- 海水を使ったアンテナとして地上デジタル放送（フルセグメント）の受信実験にも成功しました。
- 海水の噴き上げ高さを変えることで数メガから数ギガ周波数帯への対応も可能と考えています。
活用イメージ
- 海水とポンプさえあれば、必要な場所で必要なときに必要な大きさのアンテナを設置できるため、災害時の通信システムやイベント時の臨時アンテナに利用できます。
- コンパクトで運びやすいため、船の通信アンテナなどの幅広い用途での活用が見込めます。
提供ライセンス
| ライセンス 方式 |
関連特許・ノウハウ（アンテナ調整など）のライセンス（非独占的通常実施権） |
|---|---|
| 関連特許 | 特許第6436870号、特許第6563152号ほか |
| 技術指導 | 現地での技術指導も相談可 |
※本ページの記載は2021年9月時点の情報に基づくものであり、特許の権利状況等は最新状況と異なる場合があります。
